病院デザインの最新版を目指したプロジェクト

本プロジェクトはクライアントの企業文化やブランディングに加え、同ビルの名古屋プリンスホテルスカイタワーとの親和性も求められる２層のレイヤーから成り立っています。

このプロジェクトにスタートするにあたって、私はわざと風邪をひきその状態で病院へいきました。風邪のときは目に入ってくる色やカタチは可能な限り緊張感のないものを、触り心地はより天然に近いものを望みました、私の場合は。

さらにクライアントである理事長から「あたらしいデザインのクリニックをつくりたい」とのリクエストがありそれを実行するにあたりNGデザインを設定しました。それは「カフェっぽい病院」「バーっぽい病院」のような安易なデザインです。あくまでもクリニックのデザインとしてあたらしいデザインを理事長とともに目指しました。