



2022.05
アッシュ
『æ』において私たちに伝えられた命題は「ZERO WASTE」というフィロソフィーを、いかに洗練された空間言語へと翻訳するかという点にありました。
私たちが目指したのは、サステナビリティをストイックな「我慢」としてゲストに提示することではありません。むしろ、それを比類なき「洗練」としてゲストの無意識に届け、自然に体感していただくことです。
空間の基調を成すマテリアルとして、私たちは「廃棄デニム」を選択しました。これを圧着し再構築した素材が放つ、店名『æ(灰)』とも共鳴するブルーグレイの静謐なトーン。それは「リサイクル」の生々しさを意図的に排し、あえて無機質とも言えるミニマルな空間へと昇華させた結果です。
QRメニューによるペーパーレス化やコーヒーかすで染めたユニフォームさえも、個別の環境活動の表明を超えて、すべては空間を構成する計算されたエレメントとして存在します。
ゲストが、ルールやモラルの重さから解放され、純粋に「心地よい隠れ家」としてその哲学を享受できること。それこそが、私たちが提示する未来のスタンダードであると確信しています。
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